At Home works

その48 0歳4ヶ月

出産直後の女性は
心身共にグズグズである。

このことは生命の輝きと喜びの影に隠れて
知らない人も多いかもしれない。

まず、実際問題血が足りない。
産後一ヶ月以上出血するし、
座るのもきつい痛みが続く。
(帝王切開なら手術傷も痛い、自然分娩でも切れたり切ったり開ききったり、
内蔵ごっそりないような感覚だったりなにかと)
ちょっとした重いものを全く持てないし、
階段も上手く昇り降りできない。
開いた骨盤が戻ろうとして腰が上手く使えない。

さらに豆腐メンタル。
いや。朧豆腐メンタル。

意味もなく涙がでたり
何気ない一言にものすごく傷ついたりイライラしたり
そんな自分に自己嫌悪してイライラしたり
まあ、強弱の差はあれど
ほとんどの女性が感じることみたい。

最近周りが出産ラッシュなので
少しでも経験を活かせればと思う。
自分がそうなるまで気づいてあげられなかったことが沢山あるから。

前半に書いたように、
出産直後のママは自分が思ってるより全く何も出来ない。
よく聞くマタニティブルーというのは妊娠中だけでなく、
この直後の時期の不安定さを指すらしい。
母になる人はきちんと言葉にだして、

出産後はこんなことが起こるらしい。
だから迷惑かけたらごめんね。

と家族に声を掛けておくといいと思うし、
周りの人もこのことを理解して接するといいと思う。

出産後一ヶ月は大なり小なりこんな様子+寝不足なので、
友達に会いにきて貰うのは嬉しいし元気がでると本人は思っていても
実はかなり疲れる。

周りの人は一、二時間前後でお暇する気持ちでいるといいと思う。
うちの場合はとまそんが
まだちょっと身体が万全でないから、一、二時間程度なら会える
とお友達に伝えてくれたりしていた。

家に来て頂いてもおもてなしなどは全く出来ない
(余裕もないしまず家からほとんどの出られないので買い物も行けない)

ママによっては母乳の関係で
何かを食べないようにしている人もいるので
手土産などをもし用意するつもりなら、何が嬉しいかを聞いてあげるのもいいと思う。
(私は何でも食べられたけれど)
本当に気のおけない関係ならば、
ランチや夕ご飯になるようなものを持って行くのも喜ばれるかもしれない。

赤ちゃんは日々驚くほど早く成長していく。
いち早く会いに来てくれるということにも喜びを感じるもの。
だから、大変な時にこないでほしいということではなくて、

母の身体も心も、
二ヶ月を過ぎる頃にはかなり落ち着いてくる。
それまではちょっとした周りの気遣いでぐんと楽になる、ということを
皆で共有できたらいいなと思う。

花紅ぴったり


[ - 赤ちゃんがやってきた ]

登場人物
「私」

鎌倉在住の陶芸作家
初めての妊娠出産育児に新しい発見と面白みを見出す
家族とアシスタントさんに支えられながら育児と作陶を両立中 夫、義母、娘と四人暮らし


花紅(かこ)さん

2014年4月林家に誕生した女の子
心身共に健やかな人


ユパ様

腹の中にいたときの花紅さんの呼名


 
とまそん

夫 ミュージシャン
SheHerHerHersのベーシスト
鎌倉では「小川コータ&とまそん」としても活動中
嫁の仕事の影の立役者
哲学者のような深い洞察力で子育てを楽しむ


みっこさん

同居するお義母さん 野口整体指導者として毎日忙しく飛び回るが家ではキュートなお母さん兼、ばあば
「私」の憧れの女性


アシスタントさん

「私」のアトリエAt Home Worksに来てくれるアシスタントさん達
皆が積極的に子育てにも協力
アトリエではミルク、オムツ、寝かしつけ、作陶となんでもこなす。
チームAt Home Worksとして見事な連携プレーをみせる

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