At Home works

その4 4ヶ月

男の子?女の子?
または
どっちがいい?

これは初期からよく聞かれる質問で、
多分今朝はいい天気ですね、のような
妊婦に対するご挨拶の定型文なのだと思う。

これに関しては

本っ当に どちらでもいい

というのが
赤ちゃんがきてからの実感。
健康であれば。
無事に生まれてくれれば。
もう望むものなんて
それ以外に何ひとつない。
心の底からそう思う。

これから親となる人にとって、
あらゆるリスクは
恐るるべきものだろうと思う。
私自身もハイリスクと言われる
高齢出産だから
何度もそのことは考えた。
今までは頭で考えていた
そのことですら、
当事者となって何ヶ月も共に過ごしてくると

来てくれたことに意味がある

と思えてくるから不思議。
これは自分が母にならないと
一生わからなかったことだったろうと思う。


[ - 赤ちゃんがやってきた ]

登場人物
「私」

鎌倉在住の陶芸作家
初めての妊娠出産育児に新しい発見と面白みを見出す
家族とアシスタントさんに支えられながら育児と作陶を両立中 夫、義母、娘と四人暮らし


花紅(かこ)さん

2014年4月林家に誕生した女の子
心身共に健やかな人


ユパ様

腹の中にいたときの花紅さんの呼名


 
とまそん

夫 ミュージシャン
SheHerHerHersのベーシスト
鎌倉では「小川コータ&とまそん」としても活動中
嫁の仕事の影の立役者
哲学者のような深い洞察力で子育てを楽しむ


みっこさん

同居するお義母さん 野口整体指導者として毎日忙しく飛び回るが家ではキュートなお母さん兼、ばあば
「私」の憧れの女性


アシスタントさん

「私」のアトリエAt Home Worksに来てくれるアシスタントさん達
皆が積極的に子育てにも協力
アトリエではミルク、オムツ、寝かしつけ、作陶となんでもこなす。
チームAt Home Worksとして見事な連携プレーをみせる

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