At Home works

At Home Worksの日々

鎌倉のアトリエ At Home Worksでの作陶風景

 

そごう横浜店、そよや江戸端での
展示会が無事に終了いたしました。

そごう横浜店のスタッフの方に

いいお客様がついてくださってるわね、
皆さん真剣に選んでらっしゃるし、
すごく楽しそうだった

と言って頂けて、
とてもとても嬉しかったです。
作家さんによって、お客様の雰囲気って
ちがうのよ、と。

今回は、いつもインスタで見てます、
と言ってくださる方や
前から応援してくださる方たちが
新色を目指してきてくださったり
いつもの白化粧の器も完売したり
作品の傾向が変わってきてることを
楽しみだと言ってくださったり、

自分なりの挑戦を受け止めて頂けて嬉しかったです。

家族や、関わってくださる
スタッフの皆さまにも沢山助けられました。
直接お会いできなかったけれど、
足を運んでくださった皆様にも
心からの感謝を。

次回11月末ころに、
At Home Worksアトリエ展を企画しております。
今回最後の方は新色がなくなっていたり
御目当ての作品がなくなっていた方も
いらっしゃると聞いております。
アトリエ展もぜひよろしくお願いいたします。

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大切にしていることは 

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そごう横浜店での個展初日
お客様から頂いた言葉

「使っているとわかる、軽過ぎず重過ぎず、なんともいえないちょうどいい重さなんですよね。
フチも分厚くて野暮ったくはない、でもキンキンに尖っていてすぐに欠けちゃったりもしない、絶妙な縁だなあと思って」

私が器をつくるときに大切にしていることなので
とても嬉しいお言葉でした。

自分が作っていて楽しんでいること、
自分でも好きで日々使っていること、
そういう目には見えないところが
器に滲んで伝わるといいなと思っています。

なんとなく、手にとっちゃう

それがとても大切だと思うのです。

一番大切なことは目にはみえない

って星の王子様でも言ってますものね。

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ただいまAt Home Worksの作品は二箇所にて展示会をしております。

そごう横浜店
6階和食器売場
林彩子個展
9/22-28 10時-20時
最終日17時まで
26土27日は作家在廊11ー18時

ただいま かえる
-蛙庵にAt Home Worksをそえて-

日時
9月18日(金)〜27日(日)
器と焼き物の展示販売、喫茶
12時〜19時(喫茶ラストオーダー18時半)

そよや江戸端 レンタルスペース
東京都文京区関口1-5-6
「小日向31番地」C室

よろしくお願い致します

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新作のできるまで 

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新しい形、新しい釉薬を作るのは
時間がかかります。
まずは想像力を駆使して釉薬を調合。
次の窯でテストピース。
こういうのが欲しいな、と想像してから

形をつくる。乾かす。削る。
さらに乾かす。素焼きをする。
テストピースから良かった釉薬を実物にかける。
本焼。そこまでが成形の段階です。

そして実際に使ってみる。
釉薬の色味が気に入ったら今度は
作品として作っていいかの確認です。

手に持った時の重さのバランス、
大きさ、形、盛り付けたときの余白の見え方、
食べ物や飲み物は染みないか
(染みがはいっても自分が好きな感じなら、
良しとするパターンもあります)

洗った時、重ねた時、
食卓での他の器との相性はどうか。
自分が実際に何度か使って納得し
気に入ったものを、
作品として作り始めるのです。

新しい作品が窯に入っていると
ドキドキします。
開けるのが待ち遠しくてワクワクします。
それが、とても楽しいのです。
もちろんがっかりすることもありますが、
今回の新色は何度もガッツポーズがでました。

そしてできた新色は

「朝」
内側から発光する朝の光のような白
マットでありながら、清冽に光る色

「森」
温かな日差しあるところは穏やかな緑
深ければ限りなく夜に近い森のような色

「海」
深度や明度、海は毎日見え方が違う
たとえ同じ青でも

「玄」
奥深い意味を感じさせる、黒に限りなく近い色
天の色

「飴」
伝統的でありながらモダン。
美味しそうに光る琥珀色

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STORY 1 

1

そごう横浜店、初個展
こんな時期なのに
初日は沢山の方が会いに来て下さって
胸がじんと痺れました。

本当は、4月に開催される予定だった、
そごう横浜店での個展。

自粛期間と被り、
中止となったものを
改めて開催させて頂けることになりました。

自粛中は海に行って
貝殻ばかり拾っていました。

その白、その青、その緑、
質感や光沢、形の不思議
小さな貝たちはまさに完璧でした。

展示会がいくつかなくなって
不安でもありましたが、
実は一度立ち止まって、自分の作品を
見直したいと思っていたので
こういう時間が必要だったんだと
すぐに思い直しました。

それから、いろいろな釉薬を
試作し始めました。
目指したのは、白は白でも光みたいな白や
深くなれば黒に限りなく近くなる色たち。
角度や濃度によって表情を変える
まさに貝のような。

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新しい色、新しいカタチ 

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自粛期間に入る前に、
今年は少しゆっくり制作に集中したいなと感じていた。
新しい釉薬、新しい形、
これからの自分が作りたいもの
それを考えるいい機会と思い、
一人ああでもない、こうでもないと
自分と向き合う時間となった。

横浜そごうでの初個展は
自分らしい作品、新しく自分がつくった、
できたときにガッツポーズをとった色を
並べられたらなと思っています。

AYAKO
HAYASHI
EXHIBITION 2020
9/22-9/28
そごう横浜店
10:00-20:00
作家在廊 22.26.27 11:00-18:00

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
臨時休業や時間を変更して営業する場合がございます。また、各種催しやサービスの中止や延期、商品の入荷遅延や販売中止、価格変更が発生する場合がございます。予めご了承ください。

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旬を食す 

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梅雨明けはまだですが
美しいトウモロコシを沢山頂いたので、
トウモロコシごはんと焼きトウモロコシ。

トウモロコシご飯はお米二合にトウモロコシ一本位を3〜4当分したものを削いで芯も一緒に塩小匙1と半位いれて炊くだけ。
仕上げにバターひとかけと、胡椒を振るのが好き。

旬の食べ物を頂くと力が漲りますね。

【初夏のうつわ展】参加中
at kröne-hus / kröne-onlineshop 
2020.7.9(木)~7/28(火) 開催いたします 

会期中はkroneオンラインでの取り扱いもあります。
遠方のかたはこちらもご利用ください。


陶磁器 ガラス 木工等 10 名の作家さんの
手作りの作品が並びます 
選ぶ楽しみ 使う喜びを実感していただきたいです

京都moon cabinet個展 

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2020.6/20-7/5

京都moon cabinetさんで
個展が始まりました。

三年ぶり。
待っていてくださった皆様のことを思いながら作った、
今の自分らしい作品を中心に
展示させて頂きます。

店主みきさんが
とても嬉しいことばで
お知らせを書いてくださっているので、
そちらもぜひご覧ください。

宜しくお願いいたします。

静かなGW 

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毎年、GWには個展をしていて、沢山の方にお会いする時期。
今年はゆっくり家族と過ごしています。

新しい釉薬を試したり、
締め切りに追われないなかで作品を作っているのは本当に久しぶりで、
こんな時間もいいものだなあと思っています。

皆様はどんな風にお過ごしでしょうか。
鎌倉は観光地なので例年GWの混雑は相当なもので
江ノ電などは入場規制がかかるほど、海も街も沢山の人で賑わいます。

今年は静かな鎌倉。 いつもよりきれいな気がする海。
人間目線では迷惑なウイルスも、地球目線では。

不満や不安に振り回されるより
身の回りの小さな物事からまずは感謝していきたいなと思います。

じつは10周年を迎える AtHomeWorks
秋にはまたアトリエで皆さんをお迎えできますように。

なんとなく好き、 

絵のような器、絵画のなかに描かれた器、
そんなイメージの作品を作りたいと思っている。

カフェオレ

そして、特にはっきりとした理由はないけれど、なんだか好き、
なんだか使うと気持ち良い、と思ってもらえるような作品が作りたいと思っている。

人は何気なく選ぶようで、そんな見えない部分によって選んでいると思うから。

カフェオレ2

これは、古い油絵のような白化粧のヒビが気に入っている。
欠けたり、色が入ったり、味わい深くなったり。
そんな風にどんどん変わっていく、器も人と同じなんだな。

3/4(水) – 3/31(火) 
(会期中3/10(火)3/17日(火)3/24日(火)休)
大丸東京 9階リビング
[ Living creator’s table ] 『春のもてなし器』
林 彩子 & 武曽 健一

ライフスタイリスト田中美知代さんがセレクトした若手作家の器が集う
「リビングクリエーターズテーブル」に選んで頂きました。春の食卓を彩る器が揃います。

会期が一ヶ月近くありますので
どうぞお近くにお寄りの際はぜひお立ち寄りください。
会期中、大丸東京は火曜日が定休に変更だそうです。
いろんなことがイレギュラーですが、
慌てず楽しく過ごしたいものです。

遠方より友きたる(午前中からワインフルボトル持って) 

私が働いていた陶芸教室で、
共にスタッフをしていた友人。
文字通り同じ釜の飯を食った友人が、
美濃の窯元に嫁いで、女将としてがんばっている。
頭がいいのにフワフワしてて
お酒が大好きで痩せてるのにめちゃくちゃ食べて、
作ることに真剣で。

彼女の存在はいつも私の励みだ。

毎年出展している東京ドームテーブルウェアフェスティバルの搬出翌日
訪ねてきてくれた彼女は 二時間しか居られない、子供たちが待っているの
といいながらスパークリングのフルボトルを持ってきて
いやだからこの後私仕事なんだってばって二人であの頃みたいに笑いあった。

こないだの2人展、
一緒になった方が二日目に完売して、
事実上の個展だったよ

うわーそれきつい!!
私だったら耐えられない!

いやきつかったよ!わたしも!
それでとなりのブースの作家さんが、
悔しくないですか?って。
いや悔しいですよ、って答えた

うわーそれ隣のブースの作家さんに言われるとか!

いやでも、いろいろアドバイスくださって、
どんな場所でも自分のベストを尽くすこと、自分のいちばんやりたいことで勝負すること、展示の仕方とか色々教えて下さって

いい方だね。

そうそう、それでわたし素直なところだけが
美点だからさ、

うわ自分で言ったよ

あの頃の自分たちが聞いたらびっくりするくらいがんばってるよ私たち。

お互いの環境は大きく変わったけれど、
まだ物作りができていて、
あなたの作品が欲しいと言ってくださる方がいることに二人とも感謝している。
そして二人ともまだ上を見て歩いている。

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本日初日

2020.2/19水-25火 
10:00−20:00
新宿伊勢丹本館5階 
キッチンダイニングプロモーション
にてグループ展に参加させていただきます。
お近くの方、どうぞよろしくお願いいたします。

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