At Home works

スタッフブログ 記事一覧

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つづき

片道8キロのアトリエまで自転車通勤を始めた私は
最近やっと楽しく乗れるようになってきていて、

「山中湖を自転車で回ろう。
そして温泉とサウナで「整」おう。」

というのが今回の旅のテーマ。

秋晴れで、富士山が大きくて、紅葉が見事で
最高に気持ちの満たされるサイクリング。

そして「Hotel Mt. Fuji」は
小高い山の頂にあるので
ここを自転車で登り足をつけずに上り詰めるという
個人的ミッションをこなす。
ぜったい無理だと思われたそれもなんとかクリアして
ものすごい充実感とともに
明るいうちから入る温泉(富士山を絶景に望む!)
それはもう最高。

だからなのか、初「整う」体験がやってきた。

富士山の英気を全身に浴びながらの外気浴中に
まずぐるりと世界がまわるように感じたのち
全身の細胞がパチパチ弾けるような
細胞が喜びに歓喜するような感覚。
初めて全宇宙とつながるような体験ができたのでした。

こ、これが「ととのったー」なのか!!!

初めてサウナで整った場所を
「産湯」というそうで、

私の産湯は「Hotel Mt. Fuji」に決定。

最近老化予防にも効果があると言われているサ道。
詳しいかたはぜひ色々教えてください。

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整 1 

本年もよろしくお願い致します

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整ったお話

最近サウナがきている。(らしいですね)
以前の私は、サウナはただ汗をかいて新陳代謝をあげるもの、
くらいの認識。ようするに我慢大会。
だがここ最近耳にするのは

サウナってすごいらしい。
トランス状態といってもいい。
それをサウナー界では「整う」と言うらしい。

ほんまかいな。
そんな気持ちもありつつも興味が俄然でてきたのでした。
なんせ作法?入り方?があるときいて
まずはとりあえず聞きかじった通りに体験してみる。

ところが自分の体調や感覚を無視したからなのか
素質?がないのか全く整う実感がわかないどころか、
その後いくら温泉に入ってもサウナに入っても
なんだか芯が冷えてしまったようなおかしな体験をしてしまうことに。

ふーむ。
意外と難しい。

とまそん曰く(先にサウナ道に足を踏み入れた)
わりと瞑想に近い。
後ろの予定を気にしていたりすると、
(その境地に)はいりにくい気がする。とのこと。

そんな私が初めて「整った」のは昨年お秋に出かけした
山中湖「Hotel Mt. Fuji」

つづく

新色「凪」について 

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先日のアトリエ展の中止をうけて
沢山の方からの励ましのお言葉を
頂きました。
ありがとうございました。

お知らせにも書きましたが、
新色[凪]ができました。

ずっと欲しかったグレーの釉薬
試行錯誤した結果
かなり気に入ったブルーグレーが完成しました。

鎌倉浄妙寺坂にある糀やさん
sawvi(そうび)さんの
2階ギャラリーショップにて
At Home Worksの器のお取り扱いがはじまります。
それに伴いどうしても欲しかった
sawviさんをイメージした新色「凪」
がデビューです。

[凪]は、
ニュアンスカラーの淡いブルーグレー
穏やかで柔らかな、
それでいて凛とした佇まいの色となっています。

じつはこの、「凪」という名前は
新色の名前を決めかねていた時に
一緒にアトリエ二人展をする予定だった
atelier green thumbの山崎さんが
作られた素敵なリースを見た時にこれだ!
と思って決まりました。

ご縁が繋がった気がしてとても嬉しかった瞬間です。
そちらのリース「NAGI」は、
アトリエにお迎えいたしました。

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12/12 10時より[凪]の受注販売
期間限定で行います。(12/20日曜日22時まで)

こちらの色は写真では
お伝えしにくいので、
実物をみたいかたは、
ぜひsawviへお出かけください。

ギャラリーでは、sawviオリジナルのジーンズを始めとしたアパレルも販売していらっしゃいます。

また一階では、自慢の甘糀を使ったランチやデザートがAt Home Worksの器でお召し上がりいただけます。

隠れ家のような、人に内緒にしておきたい様なお店ですが、すでに人気で隠れ切れてないので、
ランチなどご希望の際はご予約をお勧めいたします。

ギャラリーは12/12 土曜日10:00オープン
お休みなどはsawviさんのSNSなどを
チェックしてください。
ぜひよろしくお願いいたします。

「草花とうつわ」展中止のお知らせ 

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皆様に大切なお知らせがあります。

ここ最近どんどん増え続けるコロナ感染者の数に
不安を覚えておりましたが、
近いところでのコロナに感染の方の
ニュースをうけまして、
今回山崎さんとご相談した結果、大事をとって
展示会を中止させて頂くことにいたしました。

お知らせがギリギリとなってしまい
申し訳ございません。

山崎法子さんのクリスマスリースのWS
ご参加の皆さまには
改めまして、個別にご連絡さしあげます。

展示会を楽しみにしてくださってた
皆様、大変申し訳ございません。
私たちも、本当に苦渋の決断であります。
本当はぜひ開催したかったです。
二人とも直前まで、
家族に負担をかけ、友人に助けて頂きながら
寝る間を惜しんで制作に励んでおりました。
それでも、もっと大切なことはある。

山崎さんとはこの状況が
もう少し落ち着いた頃に
また改めてご一緒できたらと話しております。

私の作品は、オンラインでの販売、
および受注販売を考えております。
どうぞお力添えのほど、
よろしくお願いいたします。
山崎さんの作品も必ずどこかで
お目見えする機会があると思いますので、
どうぞウェブサイトなどのチェックを
お願いいたします。

今後の販売についての情報も
またアップさせていただきます。

春に引き続き、今年はアトリエ展が
一度も開催できませんでした。
とても残念だし、悔しくもあります。

でもコロナについては
誰が悪い訳でもないお話しですよね。
どんなに気をつけていても、
誰もがなってもおかしくない状況だということを
忘れないよう、
改めて身を引き締めてまいりたいと思います。
皆様もどうぞご自愛ください。

草花とうつわ  

今年のAtHomeWorksアトリエ展がいよいよ、今週末になりました。
かわきばな作家山崎法子さんとの二人展を開催いたします。
山崎さんは昨年秋の展示会に文字通り花を添えてくださったご縁で
とても素敵な作品だなあと感じていたので
今回もお願いいたしました。
彼女の「かわきばな」はとても自然で、乾いていきながらも生き生きと表情を変えながら
ずっと寄り添ってくれると感じています。

かわきばなと陶
それはお互いを引き立て合い、共鳴する様な関係だと思います。
何より私たちがお互いの作品が好きで、その風景を楽しんでいます。
草花でできた照明やAtHomeWorksの新色にぜひ会いに来てください。

草花とうつわ 二人展
AtHomeWorks 林彩子 陶
atelier green-thmub 山崎法子 かわきばな®︎
2020.11.27金28土29日
10:00−17:00
場所はAtHomeWorks

30月は山崎さんによるクリスマスリースワークショップを開催いたします←満席となりました
ワークショップ以外のお客様も御来店可能ですが
展示は一部のみ、14時閉店となります。

よろしくお願いいたします

草花と器

The Sense of Wonder 

大好きな美術館
ここにくるといつも心がクリアになる
クレマチスの丘

開催を知ってからずっと行きたかった
「The Sense of Wonder
into another garden」展に
行ってきました。



レイチェルカーソンの
 「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。

という言葉はいつでも自分の中心にある。
科学者や生物学者のように知識がなくとも、
その鳥や花の名前を知らなくても、
世界に感動することはできる。
きれいだね、気持ちいいねって
立ち止まることは出来る。


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観終わったあと、呼吸が深くなって
世界がパチパチしていて
美しくて泣きそうな気持ちになった。
なんていうか、
私たちはもっと自分(の感性)を信じていい
という気持ちがふつふつと湧いてくる。
きっと感動したってことなんだと思う。

「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」を持つことの大切さ

素晴らしい場と
素晴らしい企画展に感謝

私もいつかここで展示ができるような
作品を作る。


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そごう横浜店、そよや江戸端での
展示会が無事に終了いたしました。

そごう横浜店のスタッフの方に

いいお客様がついてくださってるわね、
皆さん真剣に選んでらっしゃるし、
すごく楽しそうだった

と言って頂けて、
とてもとても嬉しかったです。
作家さんによって、お客様の雰囲気って
ちがうのよ、と。

今回は、いつもインスタで見てます、
と言ってくださる方や
前から応援してくださる方たちが
新色を目指してきてくださったり
いつもの白化粧の器も完売したり
作品の傾向が変わってきてることを
楽しみだと言ってくださったり、

自分なりの挑戦を受け止めて頂けて嬉しかったです。

家族や、関わってくださる
スタッフの皆さまにも沢山助けられました。
直接お会いできなかったけれど、
足を運んでくださった皆様にも
心からの感謝を。

次回11月末ころに、
At Home Worksアトリエ展を企画しております。
今回最後の方は新色がなくなっていたり
御目当ての作品がなくなっていた方も
いらっしゃると聞いております。
アトリエ展もぜひよろしくお願いいたします。

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大切にしていることは 

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そごう横浜店での個展初日
お客様から頂いた言葉

「使っているとわかる、軽過ぎず重過ぎず、なんともいえないちょうどいい重さなんですよね。
フチも分厚くて野暮ったくはない、でもキンキンに尖っていてすぐに欠けちゃったりもしない、絶妙な縁だなあと思って」

私が器をつくるときに大切にしていることなので
とても嬉しいお言葉でした。

自分が作っていて楽しんでいること、
自分でも好きで日々使っていること、
そういう目には見えないところが
器に滲んで伝わるといいなと思っています。

なんとなく、手にとっちゃう

それがとても大切だと思うのです。

一番大切なことは目にはみえない

って星の王子様でも言ってますものね。

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ただいまAt Home Worksの作品は二箇所にて展示会をしております。

そごう横浜店
6階和食器売場
林彩子個展
9/22-28 10時-20時
最終日17時まで
26土27日は作家在廊11ー18時

ただいま かえる
-蛙庵にAt Home Worksをそえて-

日時
9月18日(金)〜27日(日)
器と焼き物の展示販売、喫茶
12時〜19時(喫茶ラストオーダー18時半)

そよや江戸端 レンタルスペース
東京都文京区関口1-5-6
「小日向31番地」C室

よろしくお願い致します

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新作のできるまで 

2

新しい形、新しい釉薬を作るのは
時間がかかります。
まずは想像力を駆使して釉薬を調合。
次の窯でテストピース。
こういうのが欲しいな、と想像してから

形をつくる。乾かす。削る。
さらに乾かす。素焼きをする。
テストピースから良かった釉薬を実物にかける。
本焼。そこまでが成形の段階です。

そして実際に使ってみる。
釉薬の色味が気に入ったら今度は
作品として作っていいかの確認です。

手に持った時の重さのバランス、
大きさ、形、盛り付けたときの余白の見え方、
食べ物や飲み物は染みないか
(染みがはいっても自分が好きな感じなら、
良しとするパターンもあります)

洗った時、重ねた時、
食卓での他の器との相性はどうか。
自分が実際に何度か使って納得し
気に入ったものを、
作品として作り始めるのです。

新しい作品が窯に入っていると
ドキドキします。
開けるのが待ち遠しくてワクワクします。
それが、とても楽しいのです。
もちろんがっかりすることもありますが、
今回の新色は何度もガッツポーズがでました。

そしてできた新色は

「朝」
内側から発光する朝の光のような白
マットでありながら、清冽に光る色

「森」
温かな日差しあるところは穏やかな緑
深ければ限りなく夜に近い森のような色

「海」
深度や明度、海は毎日見え方が違う
たとえ同じ青でも

「玄」
奥深い意味を感じさせる、黒に限りなく近い色
天の色

「飴」
伝統的でありながらモダン。
美味しそうに光る琥珀色

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STORY 1 

1

そごう横浜店、初個展
こんな時期なのに
初日は沢山の方が会いに来て下さって
胸がじんと痺れました。

本当は、4月に開催される予定だった、
そごう横浜店での個展。

自粛期間と被り、
中止となったものを
改めて開催させて頂けることになりました。

自粛中は海に行って
貝殻ばかり拾っていました。

その白、その青、その緑、
質感や光沢、形の不思議
小さな貝たちはまさに完璧でした。

展示会がいくつかなくなって
不安でもありましたが、
実は一度立ち止まって、自分の作品を
見直したいと思っていたので
こういう時間が必要だったんだと
すぐに思い直しました。

それから、いろいろな釉薬を
試作し始めました。
目指したのは、白は白でも光みたいな白や
深くなれば黒に限りなく近くなる色たち。
角度や濃度によって表情を変える
まさに貝のような。

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