At Home works

2019年01月の記事一覧

寒い日の釉がけ 

「季節の変化は、釉薬と土の温度で感じる。」
アトリエでしばしば聞く言葉です。

草木の灰や石灰、長石や珪石、様々なものを配合し、水と一緒に何時間も混ぜて作られる釉薬。
いつも常にトロトロの液状ではなく、時間が経つと沈殿してしまうので、釉がけをする前には必ず、濃度を一定にするためにきちんとかき混ぜなくてはいけません。

冷たいトロトロって、すごい冷たいんです。
トロトロだからぎりぎり凍ってないだけな気がする。
だから混ぜる前に上澄みの水を取り除いて熱々のお湯を入れると、ちょうどいい温度で混ぜることができます。

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(ストーブは部屋が暖まるし、お湯も沸くしで、一石二鳥。)

この前の釉がけの日。
黒すぐりのマグの釉がけをしようと、黒い釉薬を準備していました。
常に土や水に触れているからか、手は冬になると特にヒビ割れカサカサの状態です。当然、釉薬なんか混ぜたら、ヒビ割れのところにスーッと入り込みます(よく洗えば落ちます)。言うなれば、割れおかきにお醤油を染み込ませるみたいなもんです。

黒い釉薬に手を入れて混ぜていたら、彩さんが

「そうそうゴム手袋買ったんだ!使っ…、遅かったー!」

次回からは、おかきの手にならずに済みそうです。

早く暖かくなってほしいような。
花粉がこわいからまだ冬でいいような。
季節の移り変わりは思っているよりいつも早いので、あっという間に春がきてしまいそうですね。

佐々木

今年最初の。 

今年最初のスタッフブログです。
乾燥続きでインフルエンザが猛威を振るっているとかいないとか。
体調に気をつけて過ごしたいですね。

この前彩さんとちょっとしたゲームをしました。
洋画が苦手な私は、外国人俳優さんの名前と顔が全然覚えられません。
最近のテレビをあまり見ていない彩さんは、若手俳優さんの名前と顔があまりわかりません。
洋画に詳しい彩さんがハリウッド俳優の名前を、テレビっ子の私が最近の若手俳優の名前を、それぞれ言い合いながら顔がすっと出てくるか、名前と顔一致しているかを確かめ合うという、そんなちょっとしたゲーム。
散々言い合って確かめた結果、私はトムハンクスの顔がすっと出てこないくらいのレベルで、彩さんは山崎賢人の顔がすっと出てこないくらいのレベルでした。つまりお互いに、かなり有名どころでも認識できていないレベルでした。
「有名俳優カルタ日本verとかあったら私の圧勝でしょうけど、ハリウッドverなら彩さん圧勝でしょうね」
私はリチャードギアとハリソンフォードの区別ができないし、彩さんは黒木華と二階堂ふみの区別がつかないこともわかったので、お互いお手つきめっちゃしそう。でも楽しそう。

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さて、先日は新年一発目のワークショップ「ごはん茶碗をつくろう」でした。
玉づくりで形をつくって、そのあと削りをして白化粧を塗る工程まである盛りだくさんの回。
手に持って使うものだからこそ、できるだけ心地良い軽さになるまで削るのですが、それがなかなか難しい工程なのです。
計りに乗せて目標のグラムになるまで削ります。
みなさん黙々と削っては計り、削っては計り。
「え、まだこんなに重い」「もう削るところないのに」
「もう少し頑張りましょうか」「どんまい!」
ごはん茶碗の回はいつもこんな感じになります。

こんな風につくったお茶碗だからこそ、焼きあがったら愛しさもひとしお。
無事に焼き上がりますように!

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今回のおやつは彩さんお手製のフルーツ入りミルク寒天でした。
ほんのり甘くて懐かしいお味。マンゴーソースをかけていただきました。

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(みんなで一息つきながら、来月はこんなのつくりますよとお話しているところ)

来月は人気の「おうちのお皿をつくろう」です。
お申し込みも始まっております!
どうぞよろしくお願いいたします。

佐々木

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