At Home Worksの日々
「At Home Worksの日々」一覧を見る2019年10月の記事一覧
- トリックオアトリート
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私が子供のころ、ここまで盛んなイベントではなかったはずのハロウィン。
都内などでは大人たちがやや賑やかにしすぎるようですが、子供たちが様々な仮装をして「お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ!」と言う姿は、やはり可愛いなと思います。とは言うものの、突然「お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ」と面と向かって言われると、「ええ!」と焦ってしまうのも正直なところ。
お菓子を用意していればいいけれど、用意してなかったら・・・。なんだか申し訳ないし、彼らをがっかりさせてしまうだろうし、こっちはいたずらされるかもしれないし。
(ラフランス。切ったら『はらぺこあおむし』を思い出しました。)アトリエの周りにもたくさんの子供たちが暮らしており、学校から帰ってきた彼らの元気な声はよく聞いています。窯小屋の屋根は登れるようになっているので、ときどき近所の子が友達に「ここ登れんだぜ!」と興奮気味に話していたりします。
数年前のハロウィンのころ、あたりを練り歩いていた近所の子供たち。その楽しそうな声につられて、彩さんは部屋の中からその様子を見ていたそう。そのとき、付き添いの保護者の方々と目が合い、瞬間「いたー!」「いけー!」と号令がかかり、小さなアリスや小さな魔法使いたちがこちらへ笑顔でやってきたのだそうです。
「みつかったー!」と思ってちょっと焦ったけど、大人も子供も楽しそうで、そんなイベントをここの人なら楽しんでくれるだろうと直感的に思ってくれたあの感じが嬉しかった、と彩さんが後日私に話してくれました。その話を思い出していた今日、時期的にもそろそろですねと二人で話していたら、こちらもご近所のお茶の先生が、お茶会のお知らせ(今度の個展期間中にも開催されます)を持ってきてくださり、帰り際に「今日ハロウィンだって!気をつけて!」と声をかけてくださいました。
「今日か!」「気をつけて!って面白いですね」と笑っていたのも束の間、普段なら色々あるのにこういうときに限ってアトリエにお菓子が何もなくて焦る私たち。渡せるものは土か松ぼっくりぐらい。彼らをがっかりさせることもいたずらされることも避けたかったので、小さなマリオや小さなアラジンが通り過ぎる瞬間、彩さんと私はそっと気配を消し、それでも可愛いからちょっと見たくなって、窓からチラッと見たりしていたのでした。
ハッピーハロウィン。トリックオアトリート。佐々木
- まもなく
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寒くなってきました。
涼しいを通り越して冷え込む朝晩。年々、曖昧な季節を味わえなくなってしまってるようで寂しく感じます。さて、まもなくアトリエ展「月ハ青天ニ在リ」がはじまります。ご存知の方も多いかと思いますが、彩さんが怪我をされて、一時はどうなることかと思いましたが、なんとか開催できる運びとなりました。
今回は、DM撮影でもお世話になったかわきばな作家の山崎法子さんの作品も展示販売させていただくことになり、アトリエがどんな空間になるのか今からとても楽しみです。
DM撮影時はまだ暑く、大きな花器を運んで並べては、あっちで撮ったりこっちで撮ったりと、汗をかきながらの撮影でした。
山崎さんが植物を素敵に飾ってくださり、3人で「いい!」「これもいい!」「似合うー!」ときゃっきゃしながら、時間も忘れてたくさん写真を撮らせていただきました。思わず写真を撮りたくなるような、絵になる器とかわきばな。
ぜひたくさんの方に見ていただきたいと思っています。また、春のアトリエ展では私が書いたコラムをお配りさせていただいたのですが、今回もちゃっかりお配りさせていただくことになりました。よろしければぜひ。
そしてここで一つご報告が。
私事ですが、年内をもってAt Home Worksのスタッフ業を一区切りすることになりました。
アシスタント時代から含めると丸9年。
作品を作ったり、個展やワークショップで皆さんにお会いしたり、とても長い時間をこの場所で過ごしてきました。
皆さんに「のんちゃん」と呼んでいただくことが嬉しかったし、「ブログ読んでます」と声をかけてくださったことも、とても嬉しかったです。
新たにやってみたいことができ、その道に進むことを決め、年内で一旦一区切りとさせていただきますが、アトリエ展ではお会いできる方もいるかと思います。そのときはどうぞ、「のんちゃん」と声をかけていただけたら嬉しいです。そんなこんなで、私が書くスタッフブログもあと数回かな。
もう少しだけおつきあいくださいませ。佐々木
- 個展「月ハ青天二在リ」のお知らせ
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完全に私事ですが
個展前にまさかの初骨折をいたしまして、
いつもだったらアトリエに籠りきりのこの時期に
安静に自宅待機となっております。
全くの不覚ですが、家族や友人、そしてスタッフに
支えられてなんとか個展の準備を進めております。2019年を締めくくる、
毎年恒例アトリエAtHomeWorks林彩子個展『月ハ青天二在リ』
11.1-11/10
10:00-17:00
場所AtHomeWorks「月は青天に在り 水は瓶に在り」
という言葉がある通り、そのものの姿をそのままに美しいと捉える心は
きっと誰の中にもあるはず。
見るがまま、あるがまま。
そんな思いで作った作品たちが並びます。今回はかわきばな作家、藤沢atelier green-thumbの山崎法子さんの作品も展示販売させていただきます。
クリスマスに向けたリースや、花器にさしたらそのまま絵になるような「かわきばな」をお持ちくださる予定です。
山崎さんがいらっしゃる日は、かわきばな について色々質問できるかもしれません。
冬に向けた暖かい器、絵になる花器、そこにあるだけで豊かになる草花に
ぜひ会いに来てください。(作家 林彩子は骨折中のため、急な時間の変更や不在時があるかもしれません。
インスタグラム、フェイスブックなどで近況をお確かめください。
ご迷惑をおかけいたします)はやしあやこ
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