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小腹が空いたら枇杷をもいで食す

小腹が空いたら枇杷をもいで食す

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アトリエにも家にも枇杷の木があって
とくに家の枇杷はすずなりになるのだけど
取りきれない時がある。

それで近所の子供達とか巻き込んでよく
採ってもらったりしてたのだけど、
三年前くらいかな
とまそんが外に高枝切りバサミを置いておこう、そして枇杷ご自由にお取りください、と書いた張り紙をするんだ、という斬新なアイデアをだしてきた。

通行人が、あれ、この枇杷とっていいんだってーっと声を掛け合うのが聞こえる。
中学生くらいの子供たちがわいわい採っていると、通りがかりのご婦人が
私の分もとってくださる?と話しかけたりして
大変にハートフルな光景になったりした。

次の年、同じように高枝切りバサミを
置いて置いたら、
ある日それが無くなっていた。
誰か盗ってしまったのか。
やはり人々の善意を前提とした行動は無理があるのか。しょんぼり。

でも、もしかしたら
「高枝切りバサミ」をご自由に取ってくださいと思ったのかもよ?!

そして私たちは人々の善意を前提とした
行動に再びでた。

あの高枝切りバサミは
皆さんに枇杷を自由に採って頂くために置いてあったものです。
もし勘違いされた方がいましたら、
戻しておいて頂けると嬉しいです。

張り紙をみた道ゆく人の

あら、ここにあった高枝切りバサミ、もっていかれちゃったのね、ほら、枇杷をお取りくださいって置いてあったじゃない、
ああ!あれね!

という会話を聞きながら待つこと数日

ある朝、
戻ってきたのです高枝切りバサミ!!
善意!!!

わたしはすっかり感動しました。

鎌倉。
ここにはまだ人々の善意があります。


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