At Home works

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アトリエ展が終わりました。 

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「月ハ青天ニ在リ」。
連日、本当にたくさんの方にお越しいただきまして、ありがとうございました。
お天気にも恵まれ、気持ちのいい秋空の下、器もかわきばなも生き生きとしていたように感じます。

お日様の光でできる器とかわきばなの陰影や揺らぐ線を見ながら、綺麗だなぁと思っていたとき、「彩さんが作りたい世界観をどんな言葉で伝えたらいいだろう」と頭をひねって考えていたDM制作時を思い出しました。

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「そのものの姿をそのままに美しいと捉える心は、きっと誰の中にもあるはず」という部分、わりと気に入っており、自分の中にもその心はちゃんとあったんだなぁと、しみじみ思ったりしてたのでした。

私がここを離れることをブログでお伝えしたもんだから、お客様からお花やお菓子、嬉しい言葉をたくさんいただいてしまい、恐縮でした。ありがとうございます。
コラムの感想も方々からいただき、嬉しくて嬉しくて。伝えたいことはあるのに、うまく話すことができなくて、だから時間をかけて文字にして、文章にしました。
「様子が眼に浮かぶ」と、このブログを読んでくださってる方に言われたことがあり、それは嬉しいことだなぁと思っていたら、今回のコラムを読んでくださった方からもそんなことを言っていただけました。嬉しかったです。
「こんなことがあったよ」「こんな風に思ったんだよ」と、子どものようにみんなに聞いてほしくて、目に見えた空気や感じた匂い、思った気持ちを捕まえて、いつもつらつらと書いております。

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かわきばな作家の山崎さんと彩さんが作り上げた空間は、今までの中でも特別に美しい空間でした。草花と土、自然のもの同士。素晴らしかったです。
山崎さんに「掛け合いが面白い」と、彩さんと私が普通に話していたときに言われました。はーん、9年もいればそこそこのコンビ感も出ちゃうよなぁと、自分がここで過ごしてきた時間を思いました。
彩さんとは、たくさん話をして、たくさん器を作ってきたのです。そんな日々もあと少し。(彩さんとバチェラー3の話がしたい。超スピードで観てくれないかなぁ。)

アトリエ展最終日の帰り道、歩きながら空を見上げたら、満月ではないけれど、ぼんやりとした丸い月と、すーっとまっすぐ走る白くて大きな雲がありました。たぶんずっと、忘れない景色だと思います。

佐々木

トリックオアトリート 

私が子供のころ、ここまで盛んなイベントではなかったはずのハロウィン。
都内などでは大人たちがやや賑やかにしすぎるようですが、子供たちが様々な仮装をして「お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ!」と言う姿は、やはり可愛いなと思います。

とは言うものの、突然「お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ」と面と向かって言われると、「ええ!」と焦ってしまうのも正直なところ。
お菓子を用意していればいいけれど、用意してなかったら・・・。なんだか申し訳ないし、彼らをがっかりさせてしまうだろうし、こっちはいたずらされるかもしれないし。

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(ラフランス。切ったら『はらぺこあおむし』を思い出しました。)

アトリエの周りにもたくさんの子供たちが暮らしており、学校から帰ってきた彼らの元気な声はよく聞いています。窯小屋の屋根は登れるようになっているので、ときどき近所の子が友達に「ここ登れんだぜ!」と興奮気味に話していたりします。
数年前のハロウィンのころ、あたりを練り歩いていた近所の子供たち。その楽しそうな声につられて、彩さんは部屋の中からその様子を見ていたそう。そのとき、付き添いの保護者の方々と目が合い、瞬間「いたー!」「いけー!」と号令がかかり、小さなアリスや小さな魔法使いたちがこちらへ笑顔でやってきたのだそうです。
「みつかったー!」と思ってちょっと焦ったけど、大人も子供も楽しそうで、そんなイベントをここの人なら楽しんでくれるだろうと直感的に思ってくれたあの感じが嬉しかった、と彩さんが後日私に話してくれました。

その話を思い出していた今日、時期的にもそろそろですねと二人で話していたら、こちらもご近所のお茶の先生が、お茶会のお知らせ(今度の個展期間中にも開催されます)を持ってきてくださり、帰り際に「今日ハロウィンだって!気をつけて!」と声をかけてくださいました。
「今日か!」「気をつけて!って面白いですね」と笑っていたのも束の間、普段なら色々あるのにこういうときに限ってアトリエにお菓子が何もなくて焦る私たち。渡せるものは土か松ぼっくりぐらい。彼らをがっかりさせることもいたずらされることも避けたかったので、小さなマリオや小さなアラジンが通り過ぎる瞬間、彩さんと私はそっと気配を消し、それでも可愛いからちょっと見たくなって、窓からチラッと見たりしていたのでした。
ハッピーハロウィン。トリックオアトリート。

佐々木

まもなく 

寒くなってきました。
涼しいを通り越して冷え込む朝晩。年々、曖昧な季節を味わえなくなってしまってるようで寂しく感じます。

さて、まもなくアトリエ展「月ハ青天ニ在リ」がはじまります。ご存知の方も多いかと思いますが、彩さんが怪我をされて、一時はどうなることかと思いましたが、なんとか開催できる運びとなりました。

今回は、DM撮影でもお世話になったかわきばな作家の山崎法子さんの作品も展示販売させていただくことになり、アトリエがどんな空間になるのか今からとても楽しみです。
DM撮影時はまだ暑く、大きな花器を運んで並べては、あっちで撮ったりこっちで撮ったりと、汗をかきながらの撮影でした。
山崎さんが植物を素敵に飾ってくださり、3人で「いい!」「これもいい!」「似合うー!」ときゃっきゃしながら、時間も忘れてたくさん写真を撮らせていただきました。

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思わず写真を撮りたくなるような、絵になる器とかわきばな。
ぜひたくさんの方に見ていただきたいと思っています。

また、春のアトリエ展では私が書いたコラムをお配りさせていただいたのですが、今回もちゃっかりお配りさせていただくことになりました。よろしければぜひ。

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そしてここで一つご報告が。
私事ですが、年内をもってAt Home Worksのスタッフ業を一区切りすることになりました。
アシスタント時代から含めると丸9年。
作品を作ったり、個展やワークショップで皆さんにお会いしたり、とても長い時間をこの場所で過ごしてきました。
皆さんに「のんちゃん」と呼んでいただくことが嬉しかったし、「ブログ読んでます」と声をかけてくださったことも、とても嬉しかったです。
新たにやってみたいことができ、その道に進むことを決め、年内で一旦一区切りとさせていただきますが、アトリエ展ではお会いできる方もいるかと思います。そのときはどうぞ、「のんちゃん」と声をかけていただけたら嬉しいです。

そんなこんなで、私が書くスタッフブログもあと数回かな。
もう少しだけおつきあいくださいませ。

佐々木

個展「月ハ青天二在リ」のお知らせ 

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完全に私事ですが
個展前にまさかの初骨折をいたしまして、
いつもだったらアトリエに籠りきりのこの時期に
安静に自宅待機となっております。
 
全くの不覚ですが、家族や友人、そしてスタッフに
支えられてなんとか個展の準備を進めております。

2019年を締めくくる、
毎年恒例アトリエAtHomeWorks林彩子個展

『月ハ青天二在リ』
11.1-11/10
10:00-17:00
場所AtHomeWorks

「月は青天に在り 水は瓶に在り」
という言葉がある通り、そのものの姿をそのままに美しいと捉える心は
きっと誰の中にもあるはず。
見るがまま、あるがまま。
そんな思いで作った作品たちが並びます。

今回はかわきばな作家、藤沢atelier green-thumbの山崎法子さんの作品も展示販売させていただきます。
クリスマスに向けたリースや、花器にさしたらそのまま絵になるような「かわきばな」をお持ちくださる予定です。
山崎さんがいらっしゃる日は、かわきばな について色々質問できるかもしれません。
冬に向けた暖かい器、絵になる花器、そこにあるだけで豊かになる草花に
ぜひ会いに来てください。

(作家 林彩子は骨折中のため、急な時間の変更や不在時があるかもしれません。
インスタグラム、フェイスブックなどで近況をお確かめください。
ご迷惑をおかけいたします)

はやしあやこ

声が枯れるまで。 

「次回、ガルマ散る」
ってなかなかのパワーワード。
機動戦士ガンダムの中に出てくるキャラクター、ガルマくん。彼が来週散りますよ、と予告でお知らせしちゃうところがすごすぎます。初めて彩さんからこの話を聞いたとき、腰が砕けるほど笑いました。
かくいう私はガンダムを一話も見たことないのですが、彩さんから教えてもらって、だいたいのストーリーは理解しました。素晴らしいアニメだと思いますが、一番印象に残ってるのはこのネタバレ予告のことです。

今日も色々な話をしました。
ブロッコリーはかたい方が好きか、柔らかい方が好きか。
彩さんはかため、私は柔らかめ。
「もうバリッバリでいい。バリカタ!粉落とし!トマトもかためが好き」
「茹ですぎちゃったくらいでもいいです。バリバリはなんか青っぽくてやです。トマトも熟れ熟れがいいです」

今一番習いたい料理はなにか。
彩さんは韓国料理、私はハワイ料理。
「お蕎麦にする?冷麺にする?くらいサラッと韓国料理作れるようになりたい。キンパとかキムチとか。」
「ハンバーガーとかパイナップル入ってるの選びがちなんですよね。酢豚のパイナップルも私に全部くださーい!て言います。だからハワイ料理に惹かれてるのかも」
「それならパイナップル料理習うべきじゃない?」
「はーん?」

はまってるアニメの進捗報告や、はまってたドラマの最終回が酷かったことへの愚痴。

「さっきの話にもどるけどさ」と言われてとんでもなく前の話にもどったり。
「結局宇宙ものの映画はエイリアンが出てくるってことですよ」とがっかりしてたら「その感じのがっかりでいうなら」と、がっかり繋がりで他の話に変わったり。

見たことないのに見た気になった映画やドラマやアニメ。読んだことないのに読んだ気になった小説や漫画。そんなのがたくさんあります。

こんなに長い間一緒にいて色々なことを話してきたはずなのに、不思議とお話は尽きません。

今日は声が枯れるまで話しました。(単にちょっと風邪気味なのもあります)

アトリエ展の準備もはじまっております。
どんな展示になるのでしょうか。お楽しみに。

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佐々木

もうすぐ夏も。 

お盆が過ぎ、なんとなく八月の終わりが見えてくると、早く過ぎて欲しかった夏も名残惜しくなります。
まだまだ暑い日は続いておりますが、昨年に比べるとわりかし過ごしやすかったような気もします。
いやどうなんですかね。アトリエにエアコンがなかった昨年と、エアコンがある今年を比べてるからでしょうか。

さて、先日「小碗と菓子皿をつくろう」ワークショップが行われました。
いろいろな形の小碗と菓子皿ができました。今回は4色の釉薬からお選びいただけるので、楽しげな焼き上がりになりそうです。

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(小碗たち。)

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(フルーツ寒天。みかんの缶詰のシロップもそのまま入れて、ほんのり甘くて冷たいおやつになりました。)

子供さんたちのワークショップもありまして、年長さんから小学4年生までのお子さんがお皿をつくるワークショップでした。
みんな元気で目がキラキラとしていました。

「せんせー!これくらいでいいの?」
「せんせー、穴あいた!」

せんせい…!?
うっかりみんなと友達くらいの気持ちでいたので、「先生」と呼ばれて、そうか今この子たちは私を先生として見てるんだ、この子たちにしてみたら私はまぎれもなく大人に見えているんだ、とハッとしました。
年齢的には(当然)大人ですから驚くことでもないのですが、私はまだ自分の中で、年齢と自分を一致させることができていません。みなさんはどうですか?いったい世の中のどれくらいの人が年齢と自分を一致させられているんだろう。なんだか数字が大きくなっていくばかりで困ります。

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来月のワークショップは人気の「カフェオレボウルと豆皿をつくろう」です。
普段あまり体験できない削りや白化粧を塗る工程もありますので、ぜひぜひ。ウェブサイトからお申込み受付中です。

佐々木

メロンと花火。 

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大きな大きなメロンをいただきました。

暑い夏はやっぱり苦手ですが、美味しい果物がたくさん食べれるのはとても嬉しいです。
桃、メロン、スイカ、ぶどう、梨・・・。
こんなにも甘くて心が満たされる、そのうえ見た目が愛らしい食べ物ってそうないのでは?と、果物をいただくときはいつも思ってしまいます。

果物大好きな私たち。
大喜びで、喉をごくごく鳴らしながらいただきました。

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丁寧に育ててくださった生産者の方々のおかげですね。
おかげ。おかげさま。
「陰」という言葉は、人の目に触れないところのこと、また物事の裏にある見えない部分のことを指します。その言葉に敬意を表す「御」と「様」をつけて「御陰様」。
目に見えない、隠れてしまっているところにも感謝の気持ちを込めてできた言葉が「おかげさま」なのだと。
金八先生が昔ドラマの中でこんな話をしていて、よく思い出しては「日本語って美しいな、すばらしいな」と感動すると同時に、綺麗な日本語を使わなくては、と反省したりします。

おかげさまなことをもう一つ。
7月10日に鎌倉花火大会が開催されました。
海に上がる花火を初めて見たのはもう何年前のことだったか。あまりの綺麗さに思わず手を合わせて拝むように見ていたのを覚えています。
梅雨時ということもあってお天気が心配されましたが、今年は見事に晴れ!
ほどよく風も吹いていて、暑すぎない湿気もない、本当に過ごしやすい陽気でした。
ひゅるるーと龍のように空へのぼり、一瞬消えたら、ぱーんと開いて、どん!と鳴る。(語彙力がなさすぎる)
まぎれもなく夏がはじまりました。

浜辺から駅までの帰り道、ふと周りを見るといろいろな人が頑張っていました。
「スムーズにこうして歩けるのも誘導してくださってる警備の方々がいるからだな」
「コンビニの店員さん、嫌な顔ひとつせず長蛇の列をさばいてたな」
すぐそこで花火があがっていたというのに、おそらく見ることができなかったであろう人たちのことを思いました。

花火師の方々、実行委員の方々はもちろんのこと、見えないところで頑張ってくださっていたたくさんの方々のおかげで、今日自分がこんなに綺麗なもの見ることができたんだと、また手を合わせて拝むような気持ちになりました。

日々誰かのおかげさまであることを忘れたくないな、そして私もだれかにとってのおかげさまになれているといいなと思った1日でした。

佐々木

石を置く。 

佳境です。
アニメ『進撃の巨人』が佳境です!!
今まで明かされなかった真実が明らかになり、物語は新たな展開へと動き出しています。

そうなってくるともっぱら、仕事中の会話は進撃の話ばかり。
いろいろなことがわかってきた今、「あのときのあれがこういうことだとすると、こういう展開になるのでは」と、仮説を立て考察する遊びがヒートアップしています。

この遊びのポイントは、完全な妄想ではなく、辻褄があう仮説を立てるということ。
頭の中で、タンタンタン…ターンッ!ときちんとゴールへつながるようにひとつずつ石を並べていく。うまくつながったときは快感に近い感覚を得ることができます。

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(お天気がとてもよかったので、作品たちを一気に乾かします)

ゴールに向けて石を置く。
この脳内作業は彩さんがよくやってらっしゃることです。
たとえば自分に目標や夢があるとき、そこに辿り着くためにはどういう石を踏まなきゃいけないかを具体的に考えてみる。
ゴールの一歩手前の石を踏む自分はどうなってるべき?ではその一歩前は?と、今の自分まで逆算して細かく石を並べてみるのです。

最終的なゴールが大きければ大きいほど、石は細かく並べる必要があります。
でもどんなに大きいゴールでも、辻褄があうように石が置けるならば、タンタンタン…ターンッ!と進んでいけます。置けないならそれは妄想でしかないのですが、やってみると意外に石は置けるものです。

とはいえ私も日々意識してはいるのですが、おっかなびっくり目の前にある一歩に片脚をちょんと乗せてるような状態です。
遠くに見えるゴールに靄がかからないよう、いつも飛び石たちがちゃんと見えている日々をすごさなくてはと思います。

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(屋根の上にも作品を乗せて乾かしました。3m級の巨人は、このくらいの高さで世界をみてるのかなあ。)

佐々木

森道市場。 

森道市場2019、無事に終わりました!

まだ薄暗い明け方に出発。
高速道路を軽快に飛ばし、途中サービスエリアで朝6時過ぎにみんなで吉野家に入り牛丼をかっこみました。
お腹いっぱいのごきげんで再スタート。
これから始まる長い1日に備え、後部座席は仮眠組、助手席はナビ&ドライバーとの軽快なトーク係ということに。

幸い大きな渋滞もなくスムーズに進んでいました。
「静岡はいったー!」と喜んだあと、かなりの間抜けられない、終わりが見えない静岡に戦慄しながらも、もう少しで到着というところまできたとき、ちょっとしたハプニングが。

仮眠から目覚めた彩さんが、ナビの到着予定時間がさっきから一向に変わってないなぁと呟いたことをきっかけに、名古屋方面へとひた走っているが、どうやら行きすぎていないか?と車内がざわつきはじめました。
蒲郡に向かっているはずなのになぜ今豊田にいるんですかねと、同じく後部座席にいた愛知県出身のひかるちゃんの一言で車内の空気が一旦止まります。
助手席のナビ&トーク係だった佐々木は顔面蒼白。

見落とした!!!私たぶん降りるとこ見落としました!!!

搬入時間も迫っている中かなり焦りましたが、彩さんとひかるちゃんのスーパーナビと、ひできさん(今回お手伝いしてくださったスーパーサポーター)の運転スキルでなんとか無事にゴール。
降りるべき場所を見落としたにも関わらず、下道に降りた途端に酔ってしまい役に立たなかった私。なんとも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

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(とか言いつつ、ひかるちゃんが「酔ってからでも効くやつです」とくれたお薬のおかげで到着してからはすっかり元気に。おいしいかき氷食べちゃいました。)

私たちが出店させていただいた雑誌nice things.さんのブース「エプロンの星」には、様々な作り手の方達がいらっしゃいました。
みんなエプロンをつけて、胸に「まな板星人」(まな板を販売している方)や、「ピクニック星人」(アウトドア用品を販売している方)のバッジをつけておられました。自己紹介的な役割を果たすこのバッジ。
チームAt Home Worksの星人名はというと、彩さん「ミソキュー星人」、佐々木「大食い動画星人」、ひかるちゃん「かりんとう饅頭星人」、ひできさん「ソー星人」。
何を売ってるのかわからないけど食べるのお好きなチームなんですね、ということだけ伝わるようなバッジを胸につけ、皆様をお出迎え致しました。

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作品を見ながら悩まれていたあるご夫婦。
「ちょっと一周りしてからまた戻ってくる?」と旦那様。
「うーん。でも次来たときにこの子がいなくなってたら悲しい」と『ヌガー』を見ながら言う奥様。
『ヌガー』は一点一点釉薬の模様が違うため、どれにするかとても時間をかけて悩んでらっしゃいました。
そして最後はせーので指差しをして決めることに。
「せーの!」と言ったあと、お二人は同じ方を指差しました。「やっぱりー!」と笑いあっているお二人を見て、夫婦って素敵!と感動しました。

どこかで音楽が流れていて、どこからか美味しい匂いが漂ってきて、ちょっと暑くて、それが楽しい。
At Home Worksは初めての参加でしたが、たくさんの人に興味を持っていただけてとても嬉しかったです。
nice things.さん、素敵なご縁をありがとうございました!

佐々木

いざ! 

先日、クックパッドさんが提供するアプリ「Komerco」内にて、At Home Worksの記事が公開されました!
(前回のブログでお話ししました取材は、Komercoさんの取材でした)
「うつわ作家の日々ごはん」というシリーズで、アトリエのことや私たちが大好きなごはんの様子を掲載していただいております。
なんと前後編で特集してくださり、嬉しい限りです。

いろんな写真の中に、私たちが「いただきます」をしている写真があるのですが、それを見たとき、どこかで見たような気持ちに・・・。
なんだろな、なんだったけな、と思いながら大好きなドラマを見ていて、「あ、これじゃん」と気付きました。

金曜深夜放送中、『きのう何食べた?』、みなさんご存知ですか?
毎回とっても美味しそうな食べ物がたくさん出てくるドラマです。深夜に見るとちょっとお腹が減ってきてしまいますが、翌日絶対作りたくなるし、献立考える手間が省けるのでおすすめです。彩さんも大好きなドラマです。
そのドラマの感じに、二人の写真が似ていたのです。知っている人にしか伝わらないし、知っている人にも伝わらないかもしれませんが、私はとにかくそう感じました。

話が少し逸れましたが、とても素敵に記事を書いていただいたので、ぜひ皆さんダウンロードしてみてくださいね。

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日本橋高島屋さんでの二人展も無事に終わり、いよいよ明後日から「森、道、市場2019」がはじまります。

愛知県蒲郡市にて開催されるこのイベント。
なんと出店数は350!!おどろきの数です。
初めて参加させていただくイベントで、とてもわくわくしております。

「着替えと、パジャマと、お風呂セットと。あと何持って行けばいいんだろ」
旅慣れていない私は、ひかるちゃんにたずねてみました。
「えっと、ゲームとお菓子と・・・」と、のっけから変化球を投げて来たので、自分で考えて準備することにしました。

作品を詰め込み、みんなで車に乗り込み、明け方に出発の予定です。運転しながらでも酔う程度に乗り物酔いがひどい私は、果たして重要な運転要員としての役目を果たすことができるのでしょうか。若干不安はありますが、どんな旅になるのか、どんな人たちと出会えるのか、それを考えると楽しみな気持ちが溢れてとまりません。

さあ、いざ森道市場!

佐々木

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