At Home works

雑誌の取材の日。

先日、彩さんが雑誌「nice things.」さんの取材を受けました。
テーマが「住む家と、暮らす場所」ということで、アトリエでも撮影があったのです。

雑誌に載る。
たくさんの人に見られる。
アトリエを見回す。
土や泥や釉薬、道具類や棚に入りきらない作品たち。
庭はみかんの落ち葉の絨毯。
なんせ超大型台風が通り過ぎたばかり…

掃除!!!とにかく掃除だ!!!

ちょうど撮影前日は、アシスタントさんが来てくださる日だったので、みんなでせっせとあちこちをお掃除しました。
綺麗にするところはたくさんあったので本当に助かりました。

掃いても掃いても落ちてくる落ち葉とたたかう岡本さん。
ロクロの見えないところまできちんと拭いてくれるまいさん。

すっかり綺麗になったアトリエを見て「こんな綺麗なアトリエ初めてみました」とつい本音がぽろりしていました。
(常のアトリエがとんでもなく汚いということはないですよ!)

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撮影当日。
彩さん自身のこと、At Home Worksのこと、At Home Worksに関わってくれている人たちのこと。
いろんなお話をする彩さんとライターさん。その様子を撮影するカメラマンさん。

「いつもお仕事しながらどんな話をされてるんですか」とライターさん。
「進撃の巨人の話とか、エヴァの話とか…。あ、スターウォーズの話とか」と私たち。
ちょ、まるでオタクみたいですやん。
仕事の話ももちろん、最近夢中になってるものとか、こんなことがあったんですよみたいなお話もたくさんしてるんですよ。

普段のように作業をしながら、取材はつづきます。

「向き合って、目を見て話すとかじゃないから、いろんな話ができるんですよね」
彩さんがそう言って、確かにそうかもしれないと思いました。
それぞれが作品を、手元を見ながら、いろいろなことを話し、笑い、考える。
会話と同時進行で作業も進む。
大事なところではもちろん沈黙になるけど、集中しているから気にならない。
この流れであの話したい。今大切なところだから集中しよう。

話さなきゃいけない。話しちゃいけない。
仕事の時間を心地いいと感じられているのは、そのどちらでもないからなのかもしれません。

ワークショップでも、たまにこういう空気になるときがあります。
目を見て話してるわけじゃないけど、BGMが聴こえないほど会話がもりあがり、かと思えば「ここ図書館?」と思うほど静かにみなさんが集中してる瞬間があったり。
おもしろいですね。

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取材と撮影が無事終わり、みんなでお昼ご飯を食べました。
話題は例の「ケーキなら何時までいけます?」(ホールケーキを時計と考えると何時まで食べれますか?という話)
私が唱える「5時までノーカン論」(5時までは無意識で食べちゃう)は、なかなか共感してもらえず。
「食べ物にノーカンの瞬間なんてありますか?」という当然の疑問を抱かれるお二人。
でも「回転寿しで、注文したものが届くまでに流れてきたものを無意識に食べちゃうあの感じ」という例えで、見事ライターさんの「それならわかる!」をいただき、カメラマンさんからは「それでいうなら最初のビール3杯目までは確かにノーカン」をいただけました。
みなさんは何ならどこまでノーカンですか?

話が少し逸れました。
今回取材していただいた素敵な雑誌「nice things.」の今月号に、彩さん一家とAt Home Worksの記事が載っています。
本屋さんで見かけた際は、ぜひご覧くださいね。

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佐々木


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